鳥瞰塾 事例
鳥瞰塾
クリニック2006
LOHASで冴える愉しい経営
2006.9月15日-16日
LOHASとは...。ズバリ!!「メインストリーム」
時代がLOHASという名の気流を巻き起こす!!
この流れに乗り遅れては経営を語ることは出来ない...。
油商事様
ガソリンスタンドは町のエコステーション
油藤商事さんでは、この現代社会でガソリンスタンドとして何が出来るのかという使命のもと様々な事業を展開しています。そのメイン事業のひとつが「バイオディーゼル」

バイオディーゼルというのは、天ぷら油の廃油から再生したディーゼルエンジン用の燃料なのですが、特別な改造もいらず、また軽油と混合して併用しても大丈夫という、とっても優れものな燃料です。無理なく継続可能ということで、LOHASそのものです。年季の入ったディーゼルオフロード車の排煙を見せてもらってびっくり。殆ど無色なのです。ディーゼルエンジンの未来を見たような気分になりました。
最近、特に力を入れているのがヤマト運輸との廃食油回収のプロジェクトの立上や、松下電器産業の社員食堂の使用済み食用油を再利用するプロジェクトです。油藤商事さんの活動範囲は広範囲にわたってきています。
青山専務の考え抜く姿勢
油藤商事さんは本当にビジネスモデルがすごい。(HPで是非お読みください。)青山専務は、LOHASの主テーマである、「循環型社会に対して、ガソリンスタンドがどう取り組むのか?CO2の原因になっている石油業界がこれでいいのか?」ということを、自社の力を過信することもなく、又、否定することもなく、考え出し、そして実行しています。主テーマは、てんぷらリサイクル燃料であるバイオディーゼルなのですが、それを必死で考え出したところがすばらしいと、私は感じました。
マーケティングとは、マーケットの状態を表しますが、その1つが、時流を捉えるということです。専務さんは、そこをしっかりと捉え、そして、自社に活用したのです。彼は、HPを見ていただければおわかりのように、今、ひっぱりだこです。どのようにしたら、そういうことができるのか?本当にすばらしいなぁと感じました。
シャーレ水ヶ浜:
シャーレ水ヶ浜さんでの昼食は、「シャーレビーフ」でした。

にんにくの利いたとってもスパイシーな味で、一度食べたら癖になります。
リピーターになってしまうこと間違いなしの一品です。
http://www.bmail.gr.jp/spot/taberu/share/share.html
地球の芽の代表秋村社長と従業員の住原さんもここで一緒にお昼を食べてそのまま講演していただきました。
地球の芽様:
LOHASを住環境のブランドイメージにする
小舟木エコ村プロジェクト」という壮大な夢にかける熱い想い。
「小舟木エコ村プロジェクト」とは、小さな集落、村のようなものをつくりあげて、そこで自然、健康、環境に配慮した生活を送っていこうというプロジェクトです。1つ村をつくってしまうわけですからスケールの大きいプロジェクトになります。

「継続的」な循環型社会の実現に向けた産学官民の連携を地域レベルでどうやって実現されていくのか詳しいお話を聞かせていただきました。日本人が一生で生きていくのに使う品目数はなんと8000品目、一方ブータンでは24品目。モノが溢れている日本は「産業の時代」から「環境の時代」に移り変わっていくという事を痛感させられました。
地球の芽がいつか芽生えて大輪の花を咲かせる事を心より願っております。
投資の大きさに夢の大きさを感じた。
とても、夢のある大きなプロジェクトだと思います。ただ、会計士としての視点から見るとこの投資は勧められません。額は言えませんが非常に大きい金額を先行投資します。ただ、もうスタートしていますからそんな事言ってもしょうがないのですが...。
ただ100%不可能な投資か?と言われるとそうではありません。分譲もまもなくスタートしますし、半分ぐらい売れれば投資額を回収する事は十分可能だと思います。どれぐらい売れるかがポイントになりますが、このLOHASという今後のメインストリームを考えるとそこそこ売れるのではないかと考えています。
スケールの大きい話を聞いていてドキドキしてしまいました。ぜひ、5年後もう一度鳥瞰塾で訪ねて、どんな状態なのか話を聞いてみたいですね。
■安土建築工房様:
ゼロエミッション始動。知恵と技能の総和こそLOHAS
「本当に豊かな暮らしとは何か?を探求しつづけてきた結果がLOHASと重なっただけ」と語られる西澤社長の経営理念には多くの塾生達が感銘を受けていました。
安土建築工房さんは伝統工芸による自然住宅設計・施工を行う会社ですが、2000年から、住宅の建築に際しての「ゼロエミッションプロジェクト」を立上げました。
ゼロエミッションは、工場等で廃棄物を分別・リサイクルして一切廃棄物を出さないというもので、10年経った今では多くの工場で取り組みが進み、ゼロエミッションを達成するところも増えています。
「安土建築工房さんのゼロエミッションプロジェクトとは、まず、自社林または滋賀県産の山で育った木を使って家をつくり、その端材でおもちゃをつくり、さらに残った端材はストーブなどの燃料に
するという、そのプロセスにゴミが出ないゼロエミッションの住まいづくりです。また、家を建てた顧客とともに、伐採した分だけ苗木を植え、成木になるまでの70年以上住み継ぐことで、持続可能な資源の循環を目指しています

お客様は西澤社長の生き様を買っている。
安土建築工房さんは、住宅建築ですが、坪当たりの価格は、70万を超えます。会社の中には、営業部はありません。すべて紹介です。山を買い、切った木の分だけ、住宅の購入者に木を植えてもらうのです。そして、100年もつ家を建築し、その木が育つ100年後に、また、住宅を建てていただこうとする、それこそ、循環型の持続可能性のあるビジネスです。この考え方に賛同する人たちがお客様となり、そして、家をたてたいという人達を紹介するという循環です。社長の話の中で、「経済活動というよりも、生き様を買っていただいている。」というような内容のものがありました。
これこそ、「企業の存在価値」ではないでしょうか?地球や宇宙を背景にした壮大な理念です。生き様です。やはり、人はそこを買うのではないでしょうか?
オークヒルズ
オークヒルズはLOHASな宿泊や体験学習が出来る村です。建物はちょっと古かったです。テレビ無し、電気はありましたが。あるのは、お茶と飯台だけ。お風呂も、家にあるのとほとんど同じです。
そうなると、語らうしかないんですね。~ 外は、山奥なので、何も無し。猪とであったぐらい。^^ でも、食べ物やお酒はとってもおいしかったです。

夜は、参加くださった、和蝋燭の老舗、小大黒屋さん
■オークビレッジ様:
森から生まれた100年使える家具
オークビレッジはLOHASの大きなテーマであるビジネスとの繋がりということについて深く考えさせてくれる視察先でした。
オークヴィレッジ代表の稲本正社長は、かつて大学で原子物理学を研究していました。1972年に「成長の限界」(ローマクラブ報告書)が発表され、

「21世紀は絶対に環境の時代になる。長く使える家具や生活用品を作成する一方で自分達で木を植え育てていこう」と思い立ち、研究者を辞め、1974年に友人5人とその家族で、日本の真中に位置する飛騨高山に工芸村「オークヴィレッジ」を開設しました。翌1975年には隣接する清見村に8haの山林を購入し、まずは荒地に色々な種類の広葉樹を植えることからスタートしたのです
2005年には年商も10億円になり、木の成長に倣ったゆっくりとしたペースでここまできたのです。社長さんの経営に対する考え方は、最高のブランディング授業となりました。
LOHASを利用したブランディング戦略
日本一高い家具を売っているといわれていました。それでも、売れてしまうのです。
子供の木馬などは、22万でした。驚きです。でも、売れてしまう。積み木は、12000円。すばらしい会社だと思いました。岐阜県の山の奥に、工場があり、ショールームは、東京の新宿と大阪の梅田。そして、理念は
①100年かかって育った木は、100年使えるものに。
②お椀から建物まで
③子供1人 どんぐり1粒 豊かな森林を未来の子供に。
木に対しての思いやりをすごく感じました。工場で、物作りをされている方が、「うちはトヨタの看板方式とは全く逆です。効率悪く、在庫もいっぱい。でも、そうやって、作ったものだから、温かみがあり、高くても買っていただけるのだと思います。」と。また、「1つ1つが、オリジナルなのでね。~」と言われていました。お客様が買っているものは、「理念」なのです。
徳川園
名古屋に移動しての昼食は、徳川園さんにて。
徳川園さんについて。
昭和6年(1931年)、十九代当主義親から邸宅と庭園の寄付を受けた名古屋市は整備改修を行い、翌年「徳川園」が公開されました。昭和20年(1945年)に大空襲により園内の大部分を焼失した後は一般的な公園として利用されてきましたが、平成16年秋に「愛・地球博」に向け、日本庭園として整備されました。

尾張徳川家の歴代相伝の重宝を有する「徳川美術館」と、尾張徳川家旧蔵書を収蔵する「名古屋市蓬左文庫」と共に大名文化の粋を楽しめる歴史文化拠点となっています。徳川園内にある「蘇山荘」は汎太平洋博覧会(昭和十二年)の迎賓館を移築した歴史的建造物です。今回、ここで昼食をいただきました。上質な客間二室と次の間、応接室をラウンジ。茶の間にはバーカウンターがありました。
庵的な緑の庭園を眺めながらの昼食は一段とおいしく感じられました。
■NaYOGA様:
街中でのLOHAS浸透度を体感する。
LOHASをテーマにヨガやアロマテラピー、マクロビオティックなどのワークショップを開催しているNPO法人NaYOGA。
坂野理事長は名古屋市内におけるLOHASの草分け的存在で、大手百貨店の売場企画などにも参画されています。
2004年5月の無料ヨガイベントを皮切りに、同年8月に特定非営利活動法人の申請を行い、11月に認可されました。
その後、月2~3回のペースでヨガの無料イベントを行ってきました。2005年に入ってからは企業から協力の要請をしばしば受けるようになり、愛知万博でのヨガワークショップやJRタカシマヤの催事など、名古屋を中心に活動しています。今後はヨガにとどまらず、要望の多いマクロビオティックやアロマテラピーのイベントなどプログラムを増やしたり、企業とのコラボレーションでLOHASを広める活動を行っていく計画です。
市場がどういったもので、消費者にどういった形で受け入れられているのかを体感していただきました。
LOHASは手段である。
名古屋で、LOHASと言えばこの人といわれる坂野旬さんの紹介と案内で松坂屋さんに行きました。 坂野さんはNaYOGAというNPO法人を立ち上げ、HPを見ていただくとわかると思いますが、いろいろLOHAS関連の紹介等をやっています。ちなみに、NaYOGAさんのHPは、1日に5千ビューを超えるそうです。彼は、LOHASは手段です。できることを、やればいいのです。」といわれていました。だから、言葉はLOHASでなくていいのです。 その考え方が浸透し、そして、健康で、主体性をもった、持続可能性のある生き方を個人も法人もすべきだなぁと感じました。松坂屋さんに行って感じたのは、この関連グッズは、総じて高い。でも、売れてしまう。 いつのまにか、その理念を買っているのだなぁと思いました。それが、LOHASなんだなぁと思いました。











