『ネット渋滞解消へ対策、米大手が「定額使い放題」見直し』
こんな記事が、9月8日の日経新聞に載っていました。
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=AS1C05009%2007092008
インターネットの高速化が進み、それに伴い動画配信などのサービスが
充実してきた結果、ネットワークが混雑(応答速度が遅くなる)する
ことが増えてきました。
そして、一定時間内に応答がないと通信に異常があると認識するような
ソフトウェアでは、正常に動作しないなどの支障が出ています。
そのため、通信事業者はネットワーク回線の増強を繰り返していますが、
事業者間での競争が激しくなっている状況下で、収益が厳しくなっており、
これまでの事業モデルを見直す動きが、上記の記事になっています。
また、5%のヘビーユーザーが50%のネットワーク容量を使っている、
というデータもあるようで、
一律に使用料金を値上げするのは不公平だという意見もあり、
今回の記事にあるように、従量制への移行を検討しているようです。
定額制によってインターネットが広く普及したという事実もありますが、
利用しているサービス量は、利用者によってまちまちなのに、
その対価は利用者一律、という構造に問題があるように思います。
上記の記事は、米国の状況ですが、日本でも同じような事情があるため、
こうした動きが日本でも今後出てくるかもしれません。
ところで、従量制が導入されると、企業にはどんな影響があるでしょうか?
企業は、インターネットの使い方を見直すことが考えられます。
これまでは、社内での個人利用を大目に見てきたと思われますが、
それが全てコストになるので、社内での個人利用を制限する企業が
これまで以上に増えるように思います。
会社でネットサーフィンやネットオークションを楽しむ、
といった行動を規制するということです。
しかし、こうした規制は、仕事の生産性向上や情報セキュリティ向上に
役立つという側面も持っています。
今回の報道を、吉報ととるか凶報ととるかは、
受け取る側の気持ち次第ということでしょうか。












